2022-01-01から1年間の記事一覧
数年、または数十年のブランクを経て空手を再開するのは、非常に勇気のいることです 数年稽古をしていないだけで、筋力はおち、関節はバキバキ、スピードも半分以下に落ちてしまったりもします しかし、そういう時こそ、「昔のプライド」を消去した方が、稽…
稽古の後の道場仲間との飲み会は最高です 自分も大好きです 良い飲み会は見識を広め、明日への活力を与えてくれます…が、いろいろ最低限のマナーというのもありまして、20代初めの時期に、いろいろしくじる子たちもいます そんな飲み会について、記事を書い…
金澤弘和先生(1931〜2019) 岩手県岩泉町小本出身の空手家です 日本空手協会の開催する最初の全日本大会のチャンピオンで、その後「国際松濤館空手道連盟」を創設され 海外では 「SENSEI KANAZAWA」の異名で知られています
秋が深まってくると食用菊が美味しくなりますね 里芋を茹でて菊の花と大根おろしにまぶして食べるのは最高です お蕎麦にも菊の花は適しており、軽く茹でた花びらを、タレと一緒にお蕎麦に絡めて啜ると、なんとも言えず香りが良くて美味しゅうございます とい…
日本の本土に戦後 剛柔流空手道の種を蒔いた偉人が 山口剛玄先生です 山口先生の生前の記録映像や、そして御子息による証言が充実した価値ある映像作品です
空手バカ一代 芦原編より 必殺バケツキムチ、改訂いたしました 🖋(´・∀・`)🥢 このバケツキムチの描写がすごく美味しそうで このエピソードが僕のキムチ好きのきっかけです
「空手と禅」 空手家であり、禅僧でもある湯川進太郎さんが、空手をする効果や、現代人にとっての継続モチベーションの一つの形を「禅」の視点から捉えた貴重な一冊です
極真会館の提唱する直接打撃制による史上初の世界大会、その模様を世界に向けて発信したドキュメント映画 「地上最強のカラテ」 今なお色褪せることのない、最高の格闘技ドキュメント作品であると思っています
岩手の詩人、宮沢賢治さんの最高傑作の一つと言われている物語 「グスコーブドリの伝記」 大飢饉によって両親を失い、妹とも生き別れになったブドリは、逆境の中必死で成長し、青年となり 再びイーハトーブを襲わんとする大飢饉に、命を賭した勝負に出ます
伝統空手の世界で、今では有名なあの「飛び跳ねるようなフットワーク」の先駆者が、鈴木雄一先生です すり足、にじり足が主流の伝統空手の競技スタイルに、他の格闘技、スポーツを参考にした素早いフットワークを取り入れた、文字通り「競技空手のパイオニア…
1994年…90年代は香港映画が最も熱かった時代と言っても過言ではありません その時に作られた珠玉の「カンフー・空手融合武道映画」 それが「精武英雄」です
昨今、いよいよもって空手道をはじめ、各武道、スポーツ団体での指導者からのハラスメント問題が浮上し、問題となっています 「逃げない」「立ち向かう精神」「強い心」…子供たちにハラスメントを働く指導者は相応にして上記の言葉を隠れ蓑にして今まで「黙…
空手映画を紹介します 2007年「黒帯 KUROOBI」です 史上初といっても過言ではない 「伝統空手」 が主軸となった映画で、主役は2人 本物にして現役の松濤館流、沖縄剛柔流の空手家がそのスタイルの特性を余すことなく発揮した、かなり玄人受けするアクション…
岩手県藤沢町が舞台のモデルとなったホラー映画があります それが「奇談(2005年)」です 阿部寛さん主演です 藤沢町は隠れキリシタンの記録が有名な街です 1970年代に、諸星大二郎さんの漫画「妖怪ハンター」の中のエピソードの一つ「生命の木」が原作なの…
これからお話しいたしますのは、あまりにも少数派で、マニアックで、決して一般的ではない「説」となりますので、どうぞご了承ください 山人(ヤマビト) それは蝦夷(えみし)より先に日本に先住していた、大和民族とは全く違ったタイプの 「本土先住民族」…
空手をやる上での事故例「プライドの餌食」について、これまで暗いお話をさせていただきましたが、しかしこれは十分に対処可能な問題、解決可能な問題と考えております 試合で勝てる勝てない、組手が強い弱い、方がなかなか上手くならない…極論言えばそうい…
プライドの餌食状態をこじらすとどうなるか 楽して自分を受け入れてくれる「ユートピア」を求めてさすらい、いくつくところはあやしい武術団体や思想集団…そこから新興宗教や鼠講にズブズブとその身を沈ませてしまうという結果にもつながり兼ねません 非常に…
空手、武道、武術をやる中で「プライドの餌食」という状態に陥ってしまうと 症状の一つとして 「道場に行けなくなり」ます 前向きに稽古している人間と付き合うのがなぜか怖くなり、そしてその結果、憧れだけはありますので、本やビデオを読み、そしてどんど…
武道・武術をやる上での事故例「プライドの餌食」のその2です 「自分は特別意識」が肥大してしまうと、結局は、みんなと一緒に稽古する意識も持てなくなり、「周囲と仲良くする」ことより「自分が威張ることのできる場所」を探すようになります そうなると…
空手を始め、武道、武術に関わる中で青少年が陥る可能性のある「内面的な事故」は様々ですが その中の一つ「プライドの餌食」について、改めてまた記事を整理していまして、投稿したいと思っています。 武道や武術は、極論で言えば「個人」でやる物ですので…
空手を始め、武道や武術は、極論で言えば「個人」でやる物ですので、中には周囲との折り合いと言いますか、そういうものを拗らせてしまって、事件や事故に発展してしまうケースも多々あります。 自分の自己承認欲求や、自尊心といったものをうまくコントロー…
現在の日本国内において、スポーツ、武道、どちらのサイドにおいても大きな問題となっているのが、「怪我をした青少年」に対する周囲の理解や、指導方法の遅れ…ではなかろうかと思っています 全てではありませんが、今なお、部活やプライドのあるその他のス…
佐々木喜善 宮沢賢治、石川啄木、野村胡堂、と並ぶ「岩手の四大文人」の1人とされ、柳田國男に「遠野物語」を伝え、遠野物語が世に出るきっかけを作った人物です 彼の伝える物語は、人間の心の闇や、そして本当に危険で不気味な怪異たちが混在となった、「本…
お子さんに空手を習わせる上で、多くの人々が陥りがちな、そしてかなり危険な「罠」があります 「自分ができなかった夢を子供に託す」 「自身の無念を子供に晴らさせる」 という、自分のコンプレックスの解消のために、お子さんを利用するというケースです …
空手をお子さんにやらせる上で、保護者の皆さんが陥りやすいのが 「自分の子供が好成績を出し始めると、自分までトッププレイヤー、またはレッスンプロになったかのように勘違いしてしまう」ということです。 これでしばしば、保護者会での感情的なトラブル…
伝統空手の体系で、それを実践用に研ぎ澄ます…それが「自衛隊空手」です 伝統派の技術体系で、徹底した「強さ」を目指すその空手は激しく、厳しいです。 今回ご紹介するDVDは、自衛隊の強化合宿の様子を惜しげもなく披露してあり、自衛隊空手の迫力をフルに…
岩手県では、おめでたい時だけでなく、お盆やお葬式の時にもお赤飯を炊き お通夜の晩などには重箱にお赤飯やお煮付けを「夜つめ菓子」として詰めて持っていく風習のある地域もあります。 全国的にお赤飯は行事の主食とされていますが、岩手県も例外ではなく…
岩手県の北部に古くより伝わるお蕎麦を用いたもてなし文化「そば振舞」には、食事の最後の方に「こめし(米飯)も用意してがんすが、いかがでやんすか?」つまり 「お米のご飯も良いいしてございますが、いかがでしょうか?」 とご飯を進める文化があります。…
フルコンタクト空手。戦後の空手の世界に革命をもたらした直接打撃制を用いる実戦空手がそれですね。 その先駆けとなった極真会館の初代主席師範代にして、大山倍達総裁の片腕と言われた、(現)誠道塾会長 中村忠先生 昇級審査のシステムの構築や、完全アウ…
怪我について、これからの空手道は昭和や平成の時とはまた違った捉え方。対応の仕方を必要とされています。 「根性」だの「自分を奮い立たせる」だのと言った精神論で子供たちの怪我と言う出来事を片付けようとするのは、ものすごく危険なことになってきてい…