2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

読書記録:林(リン)さんチャーハンの秘密―野外料理の真髄は「現場」と「焚火」と「心」(林政明 著)

椎名誠さんの「怪しい探検隊」シリーズが好きです📗 そして、その怪しい探検隊の料理長を務めた本物の中華料理人 「リンさん」こと林政明さんが著した、アウトドアクッキングについてのスーパーエッセイ、それが 「林(リン)さんチャーハンの秘密」 です(´・∀…

読み語り:「迷い家」山吹静吽 著 ⚠️この「まよひが」は洒落にならない⚠️

「迷い家(まよひが)」 遠野物語に記されているものの中で最もポピュラーな怪異の一つです その迷い家を壮絶な重量を持ってホラー小説にしたのが 山吹静吽さんの「迷い家」です

伝統空手あるある:「中高年カオス」シリーズ 〜地方大会、大まかな概要〜

伝統空手の地方大会において、「ある意味あるある」な現象、名付けて「中高年カオス」について書いております。 かつての青春を思い出し、そして培ってきた「引き出し」を総動員して勝敗を超越した、もとい、もはや「勝敗の向こう側」の自己表現に命をかける…

岩手名物語り:戸田久「北緯40度 盛岡冷麺」

岩手県の由緒ある製麺会社 戸田久さんの家庭用冷麺は、岩手に住む人の食卓には馴染み深いものですね ピリリと辛い酸味の効いたスープが特徴で 個人的にはきゅうりの千切りをたくさん入れて食べるのが好きです🌸

伝統空手をやる青少年たちへ:〜部活動か、町道場か〜「部活動編」

青少年が伝統空手(JKF系)を稽古する場合、町道場で稽古する場合と、中学、高校、大学といったところの「部活動」で空手を稽古する場合の2パターンがあります。 どちらが優れているという話ではなく、それぞれのメリット、デメリットについて考察しており…

書籍紹介:「牙の紋章(1994年、夢枕獏 )」格闘小説であり、それ以上に人間小説

格闘小説の中で、格闘技の強さ以上に、それに関わる人間達の内面について、読み手に痛みが伝わるほど、生々しく描いた作品が 「牙の紋章」 です。 迷いまくりながらも、再起のためにもがき続ける男達の物語です。