(1996年:日本・大森一樹 監督・緒方直人 主演)
その宮沢さんを、文人として美化するのではなく
欠陥のある、そして生きるのにとても不器用な1人の人間として捉えた作品です
そして親友である保坂嘉内との決別の中、ひたすら苦悩し
また、自信を愛してくれる、好意を伝えてくれる女性に対してうまく接することができずに癇癪を起こし、そして自己嫌悪に浸る
あまりにも不器用で、あまりにも人間的な、人間そのものの宮沢さんがこの映画にはいます
そんな宮沢さんを、俳優の緒方直人さんが魅力的に演じています
宮沢さんは天才だった…という人がいます
確かにその通りです
そして、宮沢さんはどの時代に生まれても、生き辛かっただろうと思います
あまりにも人間的ですから
そしてそれが宮沢さんの魅力であり、彼の世に出した作品が今日まで色褪せない要因なのだと個人的に思っています
押忍⛰( ˙-˙ )🌌