どうも僕です✊( ˙-˙ )🖋
宮沢賢治(1896〜1933)さん
宮沢さんが生前、世に送り出した作品の中で最高傑作と呼ばれているものが2つあります
一つは 銀河鉄道の夜
もう一つが、今回お話しいたします
です
舞台は架空の地イーハトーブ
そこのとある農村に暮らす少年ブドリ(主人公)は、優しい両親と大切な妹と4人で穏やかに暮らしていました
しかし、ある年のこと…イーハトーブを深刻な大飢饉が遅い、作物は不作
特に主要農産物である「オリザ」がまったく取れなくなり
当然食べるものも枯渇し、生死に関わる状態にイーハトーブの住人たちは置かれます
仲が良かった家族は崩壊し
お父さんとお母さんは亡くなり
大切な妹のネリも人攫いによって行方がわからなくなります
ブドリは絶望の中で天涯孤独の状況に置かれてしまうのです
しかしブドリは挫けません
必死に書物を読み漁り、蚕の養蚕、他エリアでの農村での長期滞在を経て街に出て
物語のキーパーソンであり、師匠となるクーボー博士と出会います
そしてそこで学問を続けながらカルボナーラ火山局での業務に従事することとなるのです
やがてブドリは成長し、青年となり
同じく成長した生き別れの妹ネリとの再会も果たします
束の間の幸せを感じるブドリ達でしたが、やがて火山局は、かつてブドリ達を襲った大飢饉と同等、またはそれ以上の飢饉がイーハトーブをやがて襲うことを観測します
ブドリはイーハトーブ全体、そしてオリザを救うために、自分の命を賭した大勝負に臨むこととなります
グスコーブドリの伝記は、近年では俳優の小栗旬さんがブドリの声優として声を当てたアニメ映画も制作されており、世に送り出されて100年以上たった今も、物語の魅力は色褪せることありません
見るたびに強く感じるのですが
宮沢さんはブドリに自分のことを投影したいたのではないでしょうか
ブドリのように、宮沢さんは行きたかったのかもしれません
最後まで読んでくださりありがとうございました
今回はこの辺で
☀️押忍🌾( ˙-˙ )🖋