山口剛玄 先生(1909〜1989)
日本空手界に「剛柔流」の名前をメジャーなものとして広め
そしてその相手に飛びかかるしなやかな身のこなしから、海外において
THE CAT(ザ・キャット)
の異名をとった、昭和の伝説的な空手家の一人です
立命館大学在学中に
沖縄の那覇手の名手、宮城長順
と出会い、その技に魅了されて、同氏に師事し
そして自身の修行の側、大学に「唐手術研究会」を創設(これがのちの立命館大学空手部となります)
戦後は諜報部員として満州に渡り、多くの修羅場を剛柔流空手を使って切り抜け
戦後はシベリアに抑留されるも、日本に生還し、焼け野原の中、剛柔流空手の普及に心血を注がれました
かつては剛柔流の理事を勤められていたそうです
本DVDでは、ご子息であり、現、剛柔会会長の山口剛史先生のインタビューをメインとして
剛玄先生の生前の修行映像の数々を紹介しています
そして山口先生の4人の息子、娘さんの活躍も収録されています
特に、若くしてこの世を去られましたが、
次男の剛仙先生の若かりし日の剛柔流の大会での組手の試合映像は圧巻です
まるで獰猛な豹か虎のような動き、対戦相手はさぞかし迷惑したことでしょう
そして剛玄先生の
🔹サンチン、テンショウ、セイユンチンの演武
🔹滝行
🔹鎖分銅術
🔹自由組手
🔹ヨガ
などの映像が収録されております。
また、ラストに
現会長の剛史先生と、御子息の剛平先生の二人による
剛柔流の模範自由組手 の演武
も、迫力があり、胸が熱くなります
剛柔流の化身の記録
非常に尊い映像作品です
押忍🥋( ˙-˙ )✊