大山倍達 食物語【改訂版】:気合いと慈愛と出前の素うどん

どうも僕です🍚( ˙-˙ )👊

メディア8

極真会館の空手の記録映像を四半世紀にわたって制作し続けている会社です

極真ファンの皆様はご存知な方はたくさんいらっしゃると思います

そのメディアエイト社の前社長である

前田達雄さん(2011年没)

と、そして生前の大山総裁との交流の中から、とても魅力的な食にまつわるエピソードをご紹介したいと思います

テーマはうどんです♨️( ・∇・)🥢

【小松屋 麺BOX】 純生讃岐うどん 300g×3袋 900g 9人前

お話は、前田さんが初めて大山総裁と出会った時の時系列です

その頃の前田さんは、別の格闘技のビデオを制作していたのですが

売れ行きが芳しくなく…当然会社の方もうまくいかずに傾き気味…

疲労とストレスが重なり、そしてお身内にも不幸があるなど

ご本人いわく「どん底」の状態にあったそうです

そんな時に、知人の人から

極真会館のビデオを制作してみてはどうか?」

と言われ、決断

起死回生の覚悟で

東京は池袋 極真会館総本部

大山倍達 総裁

に連絡をし、大山総裁にお伺いを立てるために面談に臨みます

ダイナミック空手

総裁室で向き合う大山総裁と前田さん

大山総裁は開口一番

「キミィ、キミは今困っているな?」

と前田さんの背後事情を一瞬で見抜き、さらに

「ワタシはねぇ、あまりメディアの人間は信用しないことにしているんだよ💣」

と立て続けの先制攻撃

戸惑う前田さんに、ふと破顔して

「しかしね、君は骨格はよろしい👍(大山総裁は人間の骨相を見るのが得意だったそうです)

うん、良い骨相をしているな☀️

 (`・∀・´)しばらくワタシのいう通りにやりたまえ✊」

と場を和ませる大山総裁

おそらくもうその時点でビデオ制作については大山総裁の中でOKだったのでしょう(※あくまで推測です)

空手バカ一代 闘魂 拳ひとすじの人生

そして、大山総裁は続けます

「ところで…飯は食えるかね?🥢」

当時の前田さんは、ストレスと疲労、そして連日の深酒が祟り、内臓を悪くして、目の下にはクマができて、顔も体もげっそりとしていたそうです…☂️

強くなる東洋食のすすめ (ワイドコミックス)

大山総裁が「食で人を見た」ということは、大山総裁に詳しいお弟子さんや、ファンの皆様にとっては周知の、超有名な事実だと思いますが

そうなのです、大山総裁は前田さんに明るく葉っぱをかけます

「飯を食えない奴は生命力がないんだ!そんな人間を信用できるか!🍚」

そして、すかさずに馴染みの食堂に電話をかけます

素うどん2つ❗️(・ω・)ノ♨️」

やがて総裁室には、出前の素うどんが2つと、前田さんの前にはそれに加えて大盛りのご飯🍚が置かれました

「さあ!前田くん、たくさん食べなさい☀️ワタシと一緒に食べよう🥢(`・∀・´)✨」

と励ますように丼を手に取り、箸を握る大山総裁

「…はい❗️…」

前田さんはその時、胸がいっぱいで、感無量で熱いうどんを啜り、お米のご飯を噛み締めたそうです

当然のことながら、僕は当事者ではありませんので、その時の2人の内面に何が起こったのかは推測することしかできません…

しかし

総裁室に通され、大山総裁と出会い、会話し、素うどんを一緒に食べる…

その流れの中で、前田さんの中の「何か」が、ときほぐされたのではないかと思います

大山倍達とは何か?(紙のプロレス公式読本)

そしてその後、大山総裁からのOKをもらった前田さんは、精力的に極真会館に係るビデオ作品を立て続けに制作し、極真の普及、発展に大きく貢献なさいました

ビデオ制作の専門家と、地上最強の空手の生みの親

この2人を繋いだ、大切かつ大きなツールの一つが

一杯(ずつ)の素うどんだったわけです

なんかうどん食いたくなりますね🥢(`・∀・´)✨

僕は食いたいです(*´Д`*)

最後まで読んでいただきありがとうございました

今回はこの辺で

押忍🥢( ˙-˙ )🥋

 

 

 

 

 

 

 

 

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