岩手名物語り:戸田久「北緯40度 盛岡冷麺」

どうも僕です🖋( ˙-˙ )✊

盛岡冷麺

今や全国的にその名を轟かせている盛岡の麺文化の一つです

もちろん現地である盛岡市にはたくさんの美味しい盛岡冷麺を出すお店があります

ひしめいております🔥(`・∀・´)✨

さて、今回はお店の…ではなく、家庭用の冷麺を紹介していきたいと思います。

戸田久 盛岡冷麺 10袋

【昭和23年創業の老舗 戸田久】

岩手県の製粉・製麺の業界で代表格と言われている老舗の会社

それが 麺匠 戸田久 さんです

元々は、お蕎麦の製麺会社でして

昭和48年には昭和天皇・皇后両陛下に手打ちそばを献上している、由緒正しき製麺会社さんです。

その戸田久さんは、岩手県で初めて家庭用冷麺の開発に成功したのが

昭和56年のこと

これが「北緯40度 盛岡冷麺です

昭和63年にはコレで農林水産大臣賞も受賞しています🔥

すごいです🌋(´⊙ω⊙`)

滑らかで腰のある歯切れの良い麺と、キリッとした酸味のあるスープ、そして口の中が火がついたように辛くなる激辛の辛味だれ、これが戸田久の盛岡冷麺の特徴です。

個人的には、固茹での茹で卵に、たっぷりのきゅうりの千切りを加えて食べるのが大好きです。

戸田久 キムチ味 北緯40度盛岡冷麺 2食×5袋

冷たい麺料理なのに啜ると体内から熱くなる、しかししっかりと夏場は体を冷やすことのできる不思議な麺料理、それが盛岡の誇る文化、冷麺で

最後まで読んでくださりありがとうございました

今回はこの辺で

押忍🥢( ˙-˙ )♨️

 

 

 

 

 

 

 

 

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伝統空手をやる青少年たちへ:〜部活動か、町道場か〜「部活動編」

どうも僕です🥋( ˙-˙ )✊

伝統空手、それも全日本空手道連盟(JKF)に所属する空手をやる場合ですが

青少年の皆さんがそれをやる場合

「高校や大学の部活動でやる」パターン「巷の町道場を探して、そこに通う」パターンの2つがありますね(´・∀・`)

一般では「部活でやる方がキツい、町道場はさほどキツくない」という声がいまだに大きいですが

僕自身はそう言ったことは問題にしておりません。当てはまらないケースは多々あります。

さて、今回はその2つのパターンのうち、部活動でやる場合について、お話ししたいと思います。

《部活動でやるメリット》

部活動で空手をやる場合、高校なら3年、大学なら4年になりますね

🔸短期間で集中的に空手を稽古することができる

🔸体力錬成も同時に図るとができる

🔸上下関係やコミュニケーション能力もそこである程度は身につけることができる

🔸ともに頑張る仲間ができ、良い意味で切磋琢磨の環境に身を置ける

これが部活動をやる利点でしょう

実際に、高校や大学でみっちりと空手を稽古してきた人間は、試合の場でも強く、勢いのある空手を展開します。

強豪校では、授業以外はみっちりと空手漬けのところも多く、そのそこの部活に身を置いた際のその子(選手)の成長スピードはとても早いです。

さて、次はデメリットについてです

《部活動でやるデメリット》

部活動は、当然「監督」「コーチ」そして「顧問」という大人の存在無くしては成り立ちませんね、さてその中にはデメリット…つまり危険も伴います

🔸そこの監督やコーチが「指導者」であればOK…「支配者」であれば最悪

🔸学校にもよるが、極端な同調圧力による「個」の抹消

🔸歪んだ「掟」「暗黙の了解」による怪我や事故の発生

🔸そもそも監督やコーチがおらず、空手を知らない顧問が運営しているところもある

これらの4つが、主な危険です

監督やコーチと呼ばれる人間が、独善的、支配的な人物だった場合、好き嫌いによる激しい差別、ハラスメントが横行している場合もあります

先輩が理由なく後輩を殴るなどの「しごき」という暴力行為を、「伝統行事」と詭弁を弄して残しているところも、まだある可能性があります

また、空手を知らない責任者がその部活を運営している場合、稽古環境の不備や、根拠のない根性論だけの辛い練習が常態化して

「キツいわりには、身につく空手の水準が低い」

という事故も発生するケースもあります

これらのデメリットの当事者になってしまった選手の子達には、当然「空手をやる意味」について考え込んでしまう子も多くなるでしょう

以上が部活で空手をやるメリット、デメリットであります

《部活は任意》

いろいろ書きましたが、結局は部活に入るということは、本質として「任意」ですね

部活でやりたいという人は、部活でやればよろしいということになります

部活が向いていれば最高です💐

空手をがむしゃらに稽古し、同年代の仲間たちと、争ったり楽しんだりしながら、いろんな思い出を築くことができますから

⭐️(´・∀・`)👍

「同じ方向を向いて頑張った仲間達」

を作ることができれば、それは部活動がもたらしてくれた、その人の一生の宝物と言えるでしょう💐

最後まで読んでくださり、ありがとうございました

今回はこのへんで

押忍🥋( ˙-˙ )✒️

全日本空手道連盟 関連資料等⇩

 

 

 

 

 

 

 

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書籍紹介:「牙の紋章(1994年、夢枕獏 )」格闘小説であり、それ以上に人間小説

どうも僕です🥋( ˙-˙ )✒️

今回紹介いたします小説は

牙の紋章(1994年:夢枕獏  著)

夢枕獏さんは、ご存知の方も多いと思いますが、格闘技にとても造詣の深い方で、他にも格闘ジャンルで大作を執筆なされています。

その中でも、僕が「これはすごい!」と感じるのが

牙の紋章 です。

物語の舞台は、1990年代前半の日本

カラテというものが爆発的に進化を遂げている真っ最中の時代です

数多の新興団体が立ち上がり、そして実戦的、異種格闘技戦でも対応できるルールを模索し、お互いにしのぎを削っていた「カラテ超戦国時代」とも言える時代です

その時代の中

打撃格闘技最強と言われる ムエタイ 

そのムエタイの同一のチャンピオンに挑み、そして敗れたことのある2人の格闘家(共にカラテがベース)が主人公です

1人は失意を抱え、事実上「女性のヒモ」に

もう1人は、八百長がらみの試合で勝利したものの、事実上の敗北を感じ、行方知れずに

彼ら2人を中心として、ラーメン屋を営むかつての「伝説の空手家」、行方知れずの1人を追う暴力団の幹部、そんな彼らを愛し、愛される女性達、そして…彼らに勝利したムエタイのチャンピオンの男

彼らが苦しみ悶え、絶望を味わい尽くし、そして再起する小説です

80年代、90年代の格闘技や実戦カラテにお詳しい方なら

「あ、このモデルは、あの人と、あの人と、あの人だ…」

と勘づかれる方も多いと思います。

とんでもなく人間的で

救いようがなく不器用で

狂おしいほど「強さ」を渇望する男達の物語

読んでいて胸が苦しくなるほど彼らの「悶え」が伝わってきます。

誰かこいつらを助けてやってくれ💢😭‼️

と大声出したくなります。

 

 

格闘小説のジャンルですが、それ以上にこれは

「人間小説」だと僕自身は思っております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回はこの辺で

押忍✒️( ˙-˙ )🥋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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空手書籍紹介:「ケンカ十段と呼ばれた男 芦原英幸」(2017年:松宮康生 著)

どうも僕です🥋( ˙-˙ )✊

芦原英幸 先生(1944〜1995)

新国際空手道連盟 芦原会館 創設者にして初代館長

間違いなく最強の空手家の1人です

劇画「空手バカ一代」及び武道・格闘技に造詣の深い方はご存知の方も多いと思います。

50年という生涯を、濃密に空手道のために駆け抜けた芦原先生を、綿密かつ詳細に書いた1冊がこれ

道家であり、作家、松宮康生さんの著した

「ケンカ十段と呼ばれた男 芦原英幸

です

芦原先生をご存知ない方のために、ざっくりと説明をしますと

芦原先生は1944年に広島でお生まれになり、集団就職のために上京

板金会社で働く傍ら、強さに憧れ、極真会館の前身である池袋の大山道場に入門

そしてそこでメキメキと頭角を表して、指導員になるのですが、持ち前の血気盛ぶりが災いして喧嘩に明け暮れ、極真会館を一時的に破門になりました

破門解除の条件は、四国に行って空手を広めること

芦原先生は単身四国にわたり、孤軍奮闘し、そして極真会館の総本部をしのくビルの建設や精力を築きました

そして諸事情あり、極真会館から離脱、自身の団体

新国際空手道連盟 芦原会館

を創設し、1995年にALS(筋萎縮性側索硬化症)で死去するまで、空手に尽力なされました

芦原先生についての書籍やメディアは多く世に出ていますが

本作の特筆すべきは、その生い立ちだけでなく、東京に出てきて大山道場に至るまでの経緯や

大山道場での稽古、私生活

そして四国へ渡ってからはもちろん、極真会館脱退後の動向や、お弟子さんたちへの接し方が、かなり綿密に調査されて書かれている点です

すごく良い意味で細かいです

芦原先生を知る様々な関係者の証言も相まって、芦原英幸という人間そのものを世に伝える最高の1冊なのではと、個人的に思っています

芦原会館は、今現在、二代目の芦原英典 館長が引き継がれ、日本や世界で素晴らしい活動を展開されています

最後まで読んでくださり、ありがとうございました

今回はこの辺で

押忍🥋( ˙-˙ )📗

 

 

 

 

 

 

 

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映画紹介(神映画):【Bruce Lee in GOD 〜死亡的遊戯〜​​】ブルース・リーへの最大の賛辞

Bruce Lee in GOD 〜死亡的遊戯〜​​

(2000年:日本・香港)

1978年に公開されたブルース・リー(以後リーさん)の遺作と言われた

死亡遊戯

と言う映画、武道、格闘技ファンではご存知のかた多いのではないでしょうか

↓これですね(・ω・`)

死亡遊戯(字幕版)

そしてあの映画の裏事情も…​(クライマックスの格闘シーンの撮影の最中にリーさんが急逝したため​ストーリーは後付けで、格闘シーンにおいても未使用のフィルムが多く残りそしてリーさんの格闘シーン以外ではそっくりさんの俳優を起用する…などなど)

本作はその死亡遊戯から22年の時を得て、その​未使用版のフィルムを存分に使い​
そして​当時の撮影に携わった関係者たちのインタビューや再現フィルム​などを用いた
セミドキュメンタリーの形をとった映画です

元々ストーリーの存在しない死亡遊戯なので、帰ってこちらの方が生々しく

​そして何より圧巻なのが

映画の後半を文字通りごっそりと使う​

​​生前のリーさんと、そしてリーさんが戦う武術家3人の改めて

再編集したアクションシーンです

ダン・イノサント(当時のリーさんの親友&片腕、現ジークンドー師範)

池漢載(「チ ハンサイ」韓国合気道

カリーム・アブドゥル・ジャバール(元プロバスケ選手、リーさんの武術の弟子、身長218㎝)

この3人を相手に、リーさんは縦横無尽に画面を駆け巡ります。

リーさんファンなら泣きます、きっと、この映画

リーさんが死んで半世紀近く経ちますが

何度見てもリーさんの動きの一つ一つ、突きも蹴りも垢抜けていて

​​この人は本当に 「神様」 だったんだな…​​

​そう感じさせられる作品です

🐉押忍✊( ˙-˙ )

 

 

 

 

 

 

 

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フルコン、全空連、沖縄空手、MMAが絡み合う格闘小説:「虎の道 龍の門」(2001年:今野敏 著)

どうも僕です✊( ˙-˙ )🥋

今回は空手に関する小説を紹介します

フルコンタクト空手全空連沖縄空手MMA

これら五つの要素が絶妙に絡み合う物語、素敵だと思いませんか?

それが、これ↓

今野敏 さんの著した

虎の道 龍の門

です📕(´・∀・`)📕

全空連系の空手団体に所属する主人公、麻生英二郎は、自分自身の空手に、そして自分が所属する団体の空手に疑問を持ち、独立を決意

その中で、フルコンタクト空手道場を経営する空手家、黒澤輝義と出会い、意気投合した2人は、協力して自分たちの理想を追い求める空手道場をやっていこうと意思を固めます

その一方、主人公の英二郎と同年代でありながら、荒んだ家庭に育ち、そして騙されて人身売買にかけられ、シベリアの強制労働にさらされた南雲凱は、自らの力でそこを脱走して日本に帰国して、新興格闘技団体に入団します

この本来であれば決して交わることのない分野の人間たちが、沖縄空手という大きな歯車を経由し、接触し、お互いの思いの丈をぶつけ合っていく

大まかな物語の流れはこんな感じです

今野敏さんは、ご自身の道場「空手道 今野塾」を開設されており

自らのことを「沖縄空手原理主義者」と称しています

 

 

非常に詳しく沖縄空手、特に首里手式の古流沖縄空手に対して深く研究され、空手の歴史そのものに対しても非常にお詳しい方です

そして、過去の書籍の中では、全空連、フルコンタクト系の空手に対して非常に厳しい意見も述べてらっしゃる方ですが

今回紹介する小説は、良い意味で一味も二味も違うものです

まず驚くのが、フルコンタクト空手の魅力や、利点、稽古する際の全空連との違う特徴などを非常に的確に著しています

また、全空連の方では、型試合、組み手試合の特徴やその場の雰囲気、そして大会会場でなされる県連(都道府県空手道連盟)幹部との会話など、全空連の空手を知る人間にとっては非常に臨場感のある描写も展開されます

MMA(この小説が発表された当時はまだこの名称は使われていませんでしたが)の場面では、南雲凱が試合中に感じる息遣いや、精神状態まで、まるで本を読んでいるこちらが戦っているような、そんなリアリティが感じられます。  

 

今野敏さんの空手小説は、主にかつての沖縄の空手の達人を描いたものが多いのですが、これは近代日本における空手、格闘技に関わる若者たちへスポットを当てた、非常に大きな意味を持つ作品だと思っております。

最高に熱い格闘小説です

興味のある方は是非、一読ください

最後まで読んでくださり、ありがとうございました

今回はこの辺で

押忍🥋( ˙-˙ )📗

 

 

 

 

 

 

 

 

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空手書籍紹介:「拳道伝説 〜拳聖 中村日出夫の足跡〜」(山平重樹・竹峰且秀 共著)

どうも僕です✊( ˙-˙ )🥋

今回は空手に関する書籍の紹介です🥋

空手道に関心の深いみなさんは、ご存知の方も多いと思います

拳道会

極真空手とは対をなす実践空手団体です

その創設者

中村日出夫 先生(1913〜2013)

を描いた1冊

「拳道伝説 〜拳聖 中村日出夫の足跡〜」

(山平重樹・竹峰且秀 共著 1990)

を紹介します。

これは間違いなく空手に関する書籍の中で、貴重かつ重要な1冊であると

岩もぐら確信しております🔥( ˙-˙ )📗

中村日出夫先生が、朝鮮半島平壌市で生まれ、そして日本の京都に渡り、勉学と両立して空手道の修行に励み

太平洋戦争を経て、山梨にご自身の空手道場「修得館」を設立、空手の指導をはじめ

そして、

石山圭 先生(現 拳道会会長)

盧山初雄 先生(現 極真館会長)

倉本成春 先生(現 倉本塾塾長)

といった、空手・格闘技の世界の「レジェンド(伝説)」の方々が中村先生の道場の門を叩き

そしてそこで様々な思いを持って稽古をし

そして、中村先生と門弟の皆さんを取り巻く様々な出来事があるなか、

1983年、拳道会 発足

そして本著発行年である1990年の時点まで

の物語です。

中村先生は空手に対して、ものすごく深い視点で見られていた方だそうです

過去にいろんな空手雑誌や書籍などで、中村先生に関わった方々がおっしゃっています。

板垣恵介の激闘達人烈伝

そして、その鍛錬も凄まじいもので、中村先生の指導される道場では、筆舌に尽くし難い猛稽古が行われていた

砂袋や巻藁を数千回単位で突く・蹴るなどがそれで

特に砂袋鍛錬にあっては、現在もフルコンタクト空手の道場に広く受け継がれています

血尿が出るほどの猛稽古

令和の世にあっては、ありえないことだとは思いますが

事実として

そう言う猛稽古をしてきて、空手に対して命や人格を賭けて全力で向かい合ってきた人たちがいます

そして今の空手の世界は(フルコンタクト、伝統派など問わず)その人たちが作ってくださった土台の上に成り立って、活動できているわけです

中村日出夫 拳道伝説 [DVD]

その空手の土台を作り上げてくださった世代の1人が、間違いなく中村先生であり

この1冊は、中村先生の、そして拳道会の魅力が濃厚に詰まった、珠玉の空手書籍だと思っています。

今回はここまでです

最後まで読んでくださり、ありがとうございまし

天国の中村日出夫先生に

そして、中村日出夫先生の薫陶を受けられた全ての先輩空手家のみなさんに

そして、拳道会に

心から、押忍🥋

 

 

 

 

 

 

 

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