岩手名物語り:改訂版「わんこそば」〜真心と気合いのこもったもてなし文化〜

どうも僕です

🥢( ˙-˙ )🖋

岩手県盛岡市が、なんでも

「2023年に世界の行くべき旅行先」の第2位

に選ばれているそうです

大変に嬉しいことだと思っております✌️

改めて、盛岡の名物を発信しようではないか…ということで🥢

さて…🎶(´・∀・`)🥢

【はいジャンジャン🎶はいドンドン🎵】​​​
上記のようなお給仕さんたちの掛け声とともに、ドンドン手元のお椀に開けられる

お蕎麦 お蕎麦 お蕎麦🎶(`・∀・´)✨

岩手県盛岡市の名物​「わんこそば」​でございます

​お蕎麦はあらかじめお出汁に潜らせてあり

そして一口ですすれるくらいに量を小分けしています

食べる側は、手に一つわんこ(平椀)を持ち、そしてお給仕さんたちが食べ手が啜るそばから、ドンドンお蕎麦をお椀に追加します

だいたいわんこが15杯で、かけそば1杯分に相当します

( ・∇・)​

それを食べる側はお腹がいっぱいになるまで、ドンドン食べるわけですね✨

わんこそばの起源としまして

元々岩手県は北東北(かつて日本のチベットと言われていた時期もあります)の、とても冷涼な気候の土地で、あまり農作物も豊かとは言えませんでした

🌨️

​そしてその中で一番のご馳走であるお蕎麦を、お客様に心ゆくまで食べてもらおう…そういう心遣いから誕生したと言われています

【どうしてわんこ(平椀)なのか】​​
わんこに拘るのは、その由来は諸説ありますが、代表的なものとしまして

南部藩の27代当主であるお殿様 

南部利直公 が、参勤交代で江戸に登る途中

花巻という地に立ち寄り、そこで出されたお蕎麦を気に入り

わんこでお蕎麦を何倍もお変わりしたことがその起源となっているようです

また、そのほかにも

岩手県の北部では、お椀や重箱にお蕎麦を入れてお客様をもてなす文化があり、それも関係しているのかもしれません

【食べ方】
そんなに決まりきったマナーというものはありません

(`・∀・´)

わんこを手に取り、投げ入れられるそばからドンドンすすっていく

それだけです🌸(・ω・)ノ

​薬味は、ごまや、大根おろしなめこ、マグロのお刺身など

箸休めや味変などをしながら、心ゆくまでお蕎麦を啜ってください✨​

お腹がいっぱいになって

「もう食べられない」と思ったら

持っているわんこには、蓋がありますので

その蓋を閉めれば良いです

そうすれば、お給仕さんたちに「ごちそうさま」の意が伝わります

岩手県に来れば、わんこそばのお店は複数ありますし、どこが一番美味しいかは人それぞれなので

​興味のある方はググってみてください✨(`・∀・´)​

そして岩手にお越しの際は

お腹いっぱいわんこそばをどうぞ☀️

それでは今回もこの辺で

押忍🥢( ˙-˙ )✊

※↓岩手関連の美味しいもの🥢 

 

 

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書籍紹介 義珍の拳【今野敏 著】

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【すべてはここからはじまった】​
空手というものを一番最初に本土に持ち込み、そこで青少年の指導をされた
近代空手の父

船越義珍 先生の物語です

義珍の拳 (集英社文庫)

空手家でもある作家、今野敏先生が小説の形であらわしております

ひ弱な少年だった船越先生が、空手と出会い、心身を鍛え

そして教育者という立場をもって空手を本土に持ちこみました

そしてやがて太平洋戦争に日本は突入

生き急ぐ、または死に急ぐ若者たち…

近代的なトレーニングの価値観への情勢意向…などなど

時代の流れに翻弄されながらも

一途に空手を「道」

空手道として確立し、苦しみながら、泣きながら人々に

「心」というものを伝えようとした

神さまのような人物の物語です

自分はこの物語を読んで

なぜ空手に「平安の型」があるのか

なぜ船越先生は自由組手に否定的だったのか

少しだけですが分かったような気がします

すべてはここから

そしてそのすべてを始めた一人の熱い男の物語です

押忍🥋( ˙-˙ )✊

【関連資料⇩】

 

 

 

 

 

まよいが 〜「遠野物語」より〜

どうも僕です🌾( ˙-˙ )✊

岩手県遠野市には、数々の異界…この世ならざる超常的なものについての言い伝えがあります。

 

佐々木喜善という人物が記録したその言い伝えの数々を、民俗学者である柳田國男が再編集して、全国的に有名にしたものが

遠野物語

です

ざしきわらし、かっぱ、経立(獣が歳をとり怪物化したもの)などなど、さまざまな怪異が遠野物語では語られていますが、その中でもかなり代表的な怪異がこれ

まよいが です

まよいがは別名「迷い家」という名前でも知られています

山奥に入った人間の目の前に突如として巨大なお屋敷の姿で出現します

お屋敷は完全に掃除が行き届いており、そして囲炉裏には火がともっていて

奥にあるお座敷には、さもコレから宴会が行われるかのように、立派なお膳がずらりと並べられています

しかし、無人です

誰もいないのです

やがて、そこに入り込んだ人間は恐ろしくなり、その屋敷をそそくさと後にするのですが

そのお屋敷から、お箸でも、お椀でも、髪飾りでも良いのです

何か一つでも持ち帰ると、その持ち帰った人は裕福になると言われています

 

そして、また、心の清いものがそこから何も持ち帰らない場合は

まよいがが

「その者、欲なくありて」

と判断した場合は…後日、「むこうから」来るそうです

川の水に乗って、そのものの所に流れてくるそうです

 

優しい優しい異界のお屋敷

それが まよいが です

⇩遠野及びおわて県関連資料及び食材🌱(´・∀・`)🌰⇩

 

 

 

 

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改訂版【ひっつみ汁】岩手の郷土食の代名詞

ひっつみ汁は、アバウトに言えば、すいとんをずっと栄養豊富にしたような料理です

水で練った小麦粉を「ひっつまんで(ちぎって掴んで)」お鍋に入れるので、その動作を由来に「ひっつみ」と呼ばれています

岩手県北部のとあるエリアでは「とって投げ」と呼ぶところもあるそうです

ひっつみが開発された当初は、お米は大変に重要なもので

節約をするために一日に一食は必ずお米以外の主食を食べたそうです

それこそ、お蕎麦であったり、そして小麦粉を練った団子や、そしてこのひっつみですね

今では立派な岩手の名物郷土料理です✨(´・∀・`)

伝統的なスタイルでは、小麦粉は冬はぬるま湯で、夏は冷水で練るとされています

耳たぶより少し柔らかいくらいにこねて、一時間ほど寝かせ、それを薄く伸ばして使います

大根、ごぼう、ニンジンなどの野菜を水を張った鍋で煮て、そして醤油や味噌で味付けをし

グツグツ煮立ったらそこに、薄く大きく伸ばしたひっつみを投入してまた煮ます

ひっつみは完全に火が通ると、お鍋の汁に浮かび上がってきますので、その時が食べごろです

🥢(`・∀・´)♨️

このひっつみにお肉を入れるとしたら、牛や豚よりだんぜん鶏肉が合います🐔

ハレの日などは、キジやカモの肉を入れたそうです

かなりのご馳走ですね✨

ひっつみの優れている点は、中国の餃子と同じで完全食であることがそれです

一つの料理で、炭水化物、ビタミン、タンパク質がいっきに摂取できますので、非常に効率もよく、体も温まります

日本全国の大家族のご世帯にも是非お勧めしたい料理です

デワデワ♨️(・ω・)ノ♨️

【岩手の名物もろもろ↓】

 

 

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【改訂版】空手資料紹介:DVD「中村日出夫 拳道伝説」 幻の達人の軌跡

どうも僕です🥋( ˙-˙ )✊

垂木を手刀できり、土管を破壊する

これを現実化した空手家がいらっしゃいます

中村日出夫拳道伝説[DVD]

​​中村日出夫 先生(1913〜2013)

空手道拳道会創設者で、拳聖と称される空手の世界の「巨人」です

本名は姜 昌秀(カン・チャンス)

北朝鮮平壌出身で、14歳の時に単身日本にわたり、学生として学ぶ傍で

京都にある武道専門学校と言うところで、空手道の修行に励み、京都大学を卒業後、太平洋戦争の出兵を経験され

戦後は山梨に修得館と言う道場を開き、空手道の指導を再開

山梨県空手道連盟の初代会長にも就任されています

中村先生は生前、いっさいの売名行為を嫌い、あまり世には知られていませんでしたが

しかし苛烈な稽古に裏付けされた実力は折り紙付き

中村先生の引き入る空手道場およびその門下生の皆さんは

「知る人ぞ知る強力な空手集団」として知られてきました

1980年代にあって、周囲の強い要望で

空手道 拳道会

を発足させ、初めて表の舞台に姿を表しました

そして記念演舞会では

頑丈な建築資材である垂木まるでチーズかバターをナイフできるかのように手刀で切断して見せて観衆の度肝を抜きました

​中村先生は、漫画家の板垣恵介先生が長年週刊少年チャンピオンに連載されている格闘漫画​​「刃牙」シリーズの登場人物、愚地独歩 のモデル​​にもなった空手家であり

空手道というものを武道、格闘技としてだけでなく「思想」「哲学」としての面でも、究極まで掘り下げる鍛錬を自身に課したことでも有名です

板垣恵介の激闘達人烈伝 (徳間文庫)

その動きや、そして晩年になっても直向きに鍛錬されているその姿勢は、間違いなく全ての武道家のお手本です。
中村先生は2013年にご逝去されていますが

その空手に捧げた人生を、お弟子さんの皆さんが語り、そして生前の指導風景や、お弟子さんたちの修行ぶりをDVDにまとめたものです

中村日出夫拳道伝説[DVD]

​〜DVD内容〜​
 DVDは二枚セットになっており

【一枚目】
 ・中村先生の生前の指導風景
 ・型演舞(拳道型:鳳凰・玄武)
 ・演舞会での垂木切り 
 ・晩年の稽古風景
【二枚目】
 ・1999年の師範資格審査会
 ・各受験者の型
 ・対人動作
 ・自由組手

などが収録されています。

拳道会は、独自の鍛錬型「拳道型」を制定しており、本DVDではその中の​​
 ・青龍
 ・白頭
 ・白虎
 ・玄武
 ・鳳凰

が収録されています。

あまり表に出ることのない拳道会の型を見れる貴重なDVDです。​

中村日出夫拳道伝説[DVD]

また、他流で「約束組手」に該当する「対人動作」も、伝統的な空手の形をとっていながらも、極限まで実戦性を意識したもので、岩もぐらの目には大変新鮮に映りました。

伝説の達人と、そのお弟子さんたちの稽古の集大成がぎっしりと詰まった、空手の世界の財産と言っても過言ではないDVDです。

最後まで読んでくださりありがとうございました

今回はこの辺で

押忍✊( ˙-˙ )🖋

(参考資料↓)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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岩手名物語り:改訂版 〜【盛岡冷麺】その始まり&いかにして広まったか〜

盛岡冷麺を初めて食べた人は、困惑に近い驚きを体験することでしょう

🔹半透明の、まるでゴムのような腰の強い麺

🔹牛骨ベースで出汁を取った冷たくしょっぱいスープ

🔹キムチを大量に入れた時の、口から火が出るほどの辛さ

これが盛岡冷麺の特徴です

冷麺のルーツは中国の北部にある黄河流域にあると言われ

ラーメンのような手で延ばす「伸ばし麺」

蕎麦のように延ばした生地を細くスライスする「切り麺」とは違い

先に穴が無数に空いたシリンダーのような容器に生地を入れて押し出す「押し出し麺」

のジャンルにあたります

この冷麺を一番最初に盛岡に持ち込んで、展開したのが

今現在盛岡市の大通り一丁目にお店を構える老舗

食道園の初代であり朝鮮半島咸興(ハムン)出身の

青木輝人 〔本名:楊龍哲(ヤン  ヨンチョル)〕氏です

朝鮮半島の伝統的な冷麺はもともと、動物系の出汁のスープに、さらにそれにトンチミと呼ばれる大根の水漬けの汁を加えて冷たくしたものに、蕎麦粉を多く分量した黒く細い麺を合わせ流のが主流なそうです

しかし青木さんは、盛岡の地では、本場の蕎麦粉を使用した黒い冷麺はどうも美味しそうには見えないとこのことで

小麦粉を使用した半透明の白い麺を使用し、そして牛肉出汁の冷たいスープ、辛いキムチと共に冷麺を盛岡の人々に出しました

しかし…

最初の評判は散々なものだったようです…

お客さんの中には

「おい!ゴムを食わすつもりか!?💢( *`ω´)💢」

と大声をあげる人も時々いたそうで…

盛岡冷麺は最初…かなりのネガティブな驚きを持って盛岡の人々に認知されたそうです

(;´д`)💦

店主の青木さんも、どうしたものか…と困り果てたようですが

不思議なことが起こったのです

【🔥想定外のリピーター続出】

なんと、その時は怒って席を立っていったはずのお客さんが数日後またお店にきて冷麺を注文したということ

「なんか、後を引くんだよね🥢(・ω・`)✨」

などと言ったとか言ってないとか…

また、当時の盛岡の中心部には

シャンソン喫茶の「モンタン」をはじめとする

当時のモダンガール・モダンボーイの集まりの場が多く芽吹き始めた時期でした

そこに集うモダンガール&ボーイズ、そして若き音楽家や芸術家の中で、盛岡冷麺

「噛み切れないほど硬くて、火が出るように辛い、そして冷たい一風変わった異国の料理」

の噂はみるみるうちに広まり

冷麺を食べることが盛岡の人々にとって一種のオシャレのようになっていったのです

そして盛岡という町そのものが、冷麺に対しての追い風になったのですね🌸

食堂園がパイオニアとしての一歩を踏み出したのが1954年

それから50年以上の歳月を経て、盛岡には冷麺を売り物にするお店が無数に存在するようになりました

そして、お土産品としても全国区の知名度を誇ります

朝鮮半島から生まれた麺料理が、盛岡の地で形を変え、地元に根ざした、なおかつ他県にも有名な名物料理になっていることは、人間としての多様性と、工夫の尊さを感じさせますね



ちなみに、僕自身も冷麺は大好きでございまして🥢( ・∇・)✨

過去にも色々と通(つう)の人から食べ方を教わりました

お酢を少し入れて酸味を楽しんだり

キムチで真っ赤になったスープに、ゆで卵の黄身をグジャグジャに溶かして、まろやかにして味わう

など、非常に味わい深い食べ方が盛岡の冷麺には存在します🌸(´・∀・`)🥢

全国、全世界の皆さん

岩手にいらした時は、どうぞ盛岡冷麺をご賞味あれ🌸

ドモドモ🎵( ˙-˙ )🥢

[rakuten:auc-umaiwa-iwate:10001664:detail]

 

 

 

 

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フルコンタクト空手のすすめ 〜武道教育の面から思うこと〜

どうも僕です🖋( ˙-˙ )✊

今回は、空手の練習において、当てる稽古の重要性についてお話ししたいと思います

【やられる練習もしておいた方が良い】​
柔道ではまず受け身の練習をします

つまり投げられる時に怪我をしないための、負ける練習から始まるわけですね

これはとても素晴らしいことだと思います。

空手の場合も、フルコンタクト空手など、実戦系の空手の皆さんにとっては腹打ちなどの当てられる稽古は当たり前のことかもしれませんが

伝統派空手の場合ですと、それがない道場や敬遠する指導者もいます

流石に顔に対しての当て稽古は難しいかもしれませんが

中段や下段に対しての当て稽古は、伝統派空手にとっても必要だと思っています

​加減や、当てる部位を注意した上で、適切な指導者のもと行う当て稽古は非常に効果がありますね​

​耐久力云々以前に

殴られることで人の痛みも必ずわかってくるし

そしてどこをどう殴ればどれくらいの反応を自分の体はするのかを把握しておくことは非常に重要だと思います

空手を護身術と考えた場合もそうですね

そしてその当て稽古をやった上で、精神性を子供たちに教えると、効果は倍増するのではと

今現在体罰問題などが盛んにニュースに上がっていますが、当て稽古と体罰は当然違います

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空手はやはり武道ですので、柔道を練習している子たちが「投げられる」「しめられる」ということへの免疫を持つように

空手でも、ノンコンタクトスタイルの空手であっても、ある程度「殴られる」「蹴られる」ことへの免疫を持たないといけないと思います

JKFはルール上当てすぎることは反則ですが、それでも大会や組手稽古などで、子供たちが上段や中断に強打をもらい、うずくまって泣いてしまう光景を何度も見ています

また、その場で「心が挫けてしまって」呆然と立ち尽くして、混乱し、試合を続けるのか続けないのかも自分でわからなくなってしまう子もいます

試合中のそう言った事故にも、ある程度、自分自身で対処できる心を育成するためにも

当て稽古に対しては私は推奨派ですし

当て稽古を空手の世界にしっかりと定着させ、そして現代においても進化の歩みを止めないフルコンタクト空手は実に素晴らしいと思っています

最後まで読んでいただきありがとうございました

今回はこの辺で

押忍✊( ˙-˙ )☕️

(↓参考資料↓)

 

 

 

 

 

 

 

 

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