改訂版【ひっつみ汁】岩手の郷土食の代名詞

ひっつみ汁は、アバウトに言えば、すいとんをずっと栄養豊富にしたような料理です

水で練った小麦粉を「ひっつまんで(ちぎって掴んで)」お鍋に入れるので、その動作を由来に「ひっつみ」と呼ばれています

岩手県北部のとあるエリアでは「とって投げ」と呼ぶところもあるそうです

ひっつみが開発された当初は、お米は大変に重要なもので

節約をするために一日に一食は必ずお米以外の主食を食べたそうです

それこそ、お蕎麦であったり、そして小麦粉を練った団子や、そしてこのひっつみですね

今では立派な岩手の名物郷土料理です✨(´・∀・`)

伝統的なスタイルでは、小麦粉は冬はぬるま湯で、夏は冷水で練るとされています

耳たぶより少し柔らかいくらいにこねて、一時間ほど寝かせ、それを薄く伸ばして使います

大根、ごぼう、ニンジンなどの野菜を水を張った鍋で煮て、そして醤油や味噌で味付けをし

グツグツ煮立ったらそこに、薄く大きく伸ばしたひっつみを投入してまた煮ます

ひっつみは完全に火が通ると、お鍋の汁に浮かび上がってきますので、その時が食べごろです

🥢(`・∀・´)♨️

このひっつみにお肉を入れるとしたら、牛や豚よりだんぜん鶏肉が合います🐔

ハレの日などは、キジやカモの肉を入れたそうです

かなりのご馳走ですね✨

ひっつみの優れている点は、中国の餃子と同じで完全食であることがそれです

一つの料理で、炭水化物、ビタミン、タンパク質がいっきに摂取できますので、非常に効率もよく、体も温まります

日本全国の大家族のご世帯にも是非お勧めしたい料理です

デワデワ♨️(・ω・)ノ♨️

【岩手の名物もろもろ↓】

 

 

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