岩手河童伝説から:「河童と相撲と神棚のご飯」

どうも、僕です♨️( ˙-˙ )✊

今回は、河童(カッパ)のお話しです

「河童(カッパ)」…日本人ならこの妖怪はご存知の方も多いと思います

岩手の遠野物語にも、この河童はよく登場する、なかなかにポピュラーな妖怪ですね

今回は、遠野とは真逆の方向、岩手県の北部にあります

安家(あっか)という地方に住む河童についててです

安家も遠野と同じく、かつて非常に河童の出現エピソードが多く、その内容もなかなかに印象的です

「河童との力くらべ」

その中でも特に印象的なのが上記のエピソードです

河童は人間と相撲を取る妖怪なんです

しかし相手は河童でありますので、もし力くらべに負けたらタダでは済まない可能性があります

ほら、「尻こだま」を抜く連中ですから

それに負けないために

河童との勝負の勝率を100%にするためのある秘策があるそうなんです

それが

ご飯🍚

なんです

手順は簡単です

神棚にご飯をお供えして、手を合わせて拝み、そして供物となったそれを一口でも食べると完了です

かつてこういうエピソードがあったそうです

安家地方に住むある男が、家の近所の川を歩いていると、河童に出会した

河童「おうおう、あんつぁ(アンちゃん)おらと相撲とるべ!」

男 「むむ!待ってけろ、その前に飯食ってくる!」

河童「んだっか!(そうか!)そだらまつ!(そしたらまつ)」

そして男は家に帰り、神様にお供えしたご飯を食べて、河童との決闘に臨みましたところ…

河童「おうおう!(驚く)待てけろじゃ!(待ってくれ!)💦 オメェの後ろさ、神様ついたな!?💦」

と怯えて、川の中に飛び込んで逃げていってしまったとのこと

もし河童と出会いそうな場所に行くとしたら、神棚にあげたご飯を一口食べてから出かけたほうが良さそうですね🍚

今回はこの辺で

押忍🍚( ˙-˙ )⛩🥢