毎度どうも 僕です✊( ˙-˙ )🖋
前回の記事の続きになります
怪我をした子がいるとします
稽古中だろうが、日常生活中だろうが、人間生きていれば必ず怪我します
脚だったり、腰だったり、肉離れだったり、骨折だったり
そして…
子供達の中には怪我に対する免疫があまりない子もいます
でも、空手でも、他の武道でも、スポーツでも同じだと思いますが
怪我をした時には怪我をしたなりの練習というものもありますね
なのでこれからの先生や先輩達の役目は、怪我をして困っている子供達に
できるだけ明晰な形で伝えてあげることが大切になってくると思います。
🔹下半身に怪我をした場合は、上半身でどのように訓練するか
🔹上半身に怪我をした場合は、下半身でどのように…
🔹苦痛が強いようなら、いっそ彼ら&彼女らを安心して休養を取るように言葉かけをする
などがそれです
昨今、四国地方の某名門学校の部活で、痛みを訴えているのに病院に行くことを許さない&その後も過酷な筋トレなどを課して、そして挙げ句の果てにはその子を無視するなどしてぞんざいに扱う
といった監督の行いが問題になりますが、このようなことは最低最悪、あってはならない行為ですね
昔ながらの悪しき伝統を尊ぶ人は現実としていらっしゃいます
例として
「そのような怪我、怪我のうちに入らない!気合いだ!」
「昔は拳から血が出ても稽古したものだ!」
などと昔を引き合いに出して「どうだ?俺はすげーだろ!」みたいな話の流れに持っていこうとします
はっきり申し上げて僕は個人的に、これこそが「老害」だと思っています。
本当にいるものです…胸糞が悪いことに
怪我をした人間に対し、責任ある立場でもないのに妙に優しくない言葉を吐いて
「俺は厳しいことを言ってやったぜ!!」
と悦に入るタイプの人間が…
はっきり申し上げてこういう人間は、フルコン、伝統派問わずに
これからの空手の進化・発展の妨げになるわけで、お付き合いするのは避けたいところです
道場の先生だけでなく、空手(武道・格闘技)を愛する30〜70代は
人生経験においては10代、20代のプレイヤーよりも上なわけです
マウントを取るのではなく、怪我に対して、防止策はもちろん、いざ怪我をしてしまった時に落ち着いて正しく対処していくやり方を伝えていかないといけません
変な武勇伝なんざ必要ありません、いらないです
「愛情の裏返し」とか言って嫌な言い方して「奮起させようと思って…」など逆効果です
確かに、現実社会で生きていると、痛くても具合が悪くても、多少無理をしないときはあります(仕事してればそうですね)
そしてそういう時は誰でも孤独で、不安ですよね
青少年がそういう境遇に陥った時に、落ち着いて明晰なアドバイスをして、彼ら彼女らの不安を取り除いてあげることに努める
これからの空手の世界に生きる青少年達に、僕たち「先輩」がしてあげれる大きなことだと思います
押忍