岩手怪異語り:「座敷童」幼な子の招福神

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どうも皆様ご機嫌よう

僕です🖋( ˙-˙ )✊

このブログでは、遠野物語をはじめ、岩手のコアな言い伝えや文化をちょこちょこ記事として書いていまして

今回は、座敷童(ざしきわらしという怪異を単体で取り扱って、皆様に紹介したいと思います🖋☕️

さて、古くから日本では

「七つ前は神のうち」

という言葉がありますように、幼な子、つまり年端もゆかぬ小さな子供と、この世ならざるものに対し、非常に濃い関係を意識する文化があります

座敷童はその中の一つです

その名の通り、童子の姿を持ち

「招福神」

つまり福の神の働きをする怪異として有名です

幼くして命を落とした子供がなった怪異であるという説もあります

この座敷童の住み着く家は非常に繁栄しますが、立ち去った家は没落します

新装版 遠野物語

これに関するエピソードは、岩手県ではやはり「遠野物語柳田國男:著)」に記されているのが広く世に知られております

またこの座敷童

近代にあっても出没例がありまして

小学校に出現したとの情報も上がっているとのこと

その際、座敷童は低学年の生徒にしか見えず、高学年の生徒たちや、教師たちには視認できなかったということです

また、信心深い人の中では

「座敷童は家に繁栄をもたらすが、欲に非常に敏感で、少しでも欲を出すと逃げてしまう」

と、非常に座敷童の存在を大切にし、調子に乗ったその家の者に対してこのように言葉で戒める人もいらっしゃいます

🖋    🖋   🖋

ざっくりと今回、座敷童についてこんな感じで紹介いたしました

今回もまたこの辺で

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌷

🖋押忍 ( ˙-˙ )♨️☕️