武道・武術の「災害対策資料」:事故例「プライドの餌食①」

​​〜誰もが陥る可能性のある「罠」〜​

空手や武道をやっていく過程において​

そして、全てのスポーツや趣味を行う過程においても気をつけなければならないことがあります。

「プライドの餌食」

という状態がそれで、主に10〜20代にかけて「発症率」が高い傾向にあるようです。

​自分がやっていることがとびきり素晴らしいことだと思いすぎる「誇大妄想」に陥り

社会性を失い、他者を傷つけてしまったり

自らを自滅にやってしまうことにつながる状態です​

そういったタイプの人間には、不思議なことにいくつかの共通点があるようなので、例としてお話しします。

​​【共通の特徴】​​
・おぼっちゃまである

・「自分は特別」意識

・だから自分がたしなむものは特別な物じゃなくちゃいけない

・そのわりに痛いことや苦しいことが大嫌い

・親がプライド高いから自分もプライドが高い

・行儀はいいけど根性が皆無

・楽してたくさんほめられたい

・なぜか心のよりどころをいつも探している

​​などがそれです。

​​↓ そう言う人間のとる行為の「あるある」を少し紹介します。↓

​​​【そのタイプの人間あるある】​​​
​​🔹道場の練習の出席率は高くありません(時間は十分にあり、帰宅部なのにです)​

🔹その割に「空手やってますアピール」を空手とは関係ない人たちにかなり必死にします

🔹道場の練習に出席したとしても、ラスト整理体操が始まるくらいの時間帯に来て、練習した「フリ」します

​​🔹当然試合や同年代の競技者の集まる合同練習や強化レッスンなどには全くと言っていいほど出席しません

🔹そして何をしているかというと、自分より大幅に年下の子供たちや初心者がが集まる場所に行って、彼ら彼女たちの前で先輩ぶる…

【その結果…】
​同年代の自分と同じ時期に始めた子たちはどんどん試合に出て、いろんな交流をもって、進学して

また新たに空手部や空手同好会に入ったり、町の常設道場で懸命に練習したり、どんどん現実世界を広げていきます
​​

が……「その子」はそのままなんです

「小さいころから空手をやっている」という、冷静に考えれば、それだけでは何の付加価値もない事実に縋り付いて

やがて空手の世界から消滅するか、こじれた方向に行ってしまう​

悲しいケースですが、このケース…

本当のところ、だれもが陥る可能性があるものだったりします

しかし、これは十分に修正可能な問題です

このブログでは、このプライドが起こす様々な二次災害についてもお話しして

そして周囲よりも、本人がその問題を自覚した時に、どのように対処すればよいのか

いろいろ自分なりに考えてみましたので、それもボチボチとお話ししていければと思っています

今回はこの辺で

押忍✨( ˙-˙ )🖋