空手災害対策呼びかけ:保護者の皆さんへ、「それ」子供を壊します

【子供は「あなた」の分身ではありません】​​
​​​​​​​空手をお子さんに習わせる上で
これだけはソフトにお話しできないガチで危ない地雷な話題がこれです

自分にできなかったことや夢を子供に託す…​​聞こえはいいですね​​

ですがこれは全くもってナンセンスだと思います。

例として挙げるとするならば
・「学校の勉強では一番になれ」
・「空手の大会では必ず優勝しろ」
・「道場では誰よりも上手でいろ」
これを要求する人、います

本当にいます

そういう人に向けて、こう呼びかけたいです

それ「アナタ」子供の時できましたか?
または自分が子供だったらできますか?
できませんよね?
自分ができないのにどうして自分の子供はできると思うのですか?​​

ちょっと乱暴な言い方になってしまいましたが、これはその通りなのです

お子さんが自発的に文武両道で一番目指しているのなら話は別ですが

どうやらこういう子供に自分の願望を押し付ける過程は、やはりそれとは違うようです

自分にできなかった夢を子供に託すのは大きな間違いです

大きなエゴです

子供は本当は別のことが好きなのかもしれない

やりたくないのかもしれない

でも…​​

お父さんやお母さんに怒られるのが恐ろしいから

悲しいから

そして、褒めてもらいたいから 必死になるのです

心が火花をあげているにも関わらず、必死になるのです。​

子供に自分の願望を押し付ける、「トラウマの解消」

そして自分ができなかったことを託すなどという「子供を復讐の道具」にしている人

子供がもし、病気や怪我でソレができなくなってしまった場合

果たしてアナタはどう子供に接するのでしょうか​​​​​​

想像するだけで恐ろしいことです

繰り返します

確かにみなさんは、保護者でらっしゃいます

それは紛れもない事実です

しかし、子供は間違っても ご自分の分身ではないのです

それを忘れてしまった時に、子供の心というのは簡単に壊れます

リアルタイムでは壊れなくても、時限爆弾のようにジワジワとその傷が内部を蝕み

とんでもないタイミングでそれがさまざまな症状を伴って吹き出してくること…あります

もう一度、記させていただきます

子供は、「あなた」の分身ではありません