【保護者側としての自意識の暴走を防ぐ】
自分のお子さんが結果を出し始める
つまりインターハイの常連になったりなど、活躍しはじめるのは、とても嬉しいことだと思います
さて、ここで起こる事故というのが
親御さんご自身まで、達人や名指導者になったかのような錯覚を起こすことです
これはご自分では空手をやらない親御さんに多く見受けられます
たしかに、そこまでお子さんをサポートしてきたので、目は肥えてらっしゃることでしょう
しかし
目が肥えていることと、実際に空手が出来ることは大きく違います
そのことに気づかず、勘違いして
自分がさもそこのコミュニティの重鎮であるかのように振る舞う親御さんが定期的にあらわれます
そして、そこの先生、指導者に対して横柄な態度をとる……冷静さを失っているのです。
また、そういう人は、勝手に保護者の輪の中でも、番付を決めたがり
保護者会に歪んだカースト制度意識を持ち込んでしまったりもします
頑張っているのはあくまでお子さんであり
そのお子さんを指導しているのは、その団体の先生や指導員ですね
子供と二人三脚で頑張ろうという姿勢がいつしかなくなり
「こんなに強い子、上手い子を育てたのは自分だ」という自意識が膨れあがり
先生や指導員だけでなく、他の親御さんたちに対してもマウントを取ろうとするようになる…
という事故が現実問題、ちょこちょこ発生しています
これがいわゆる「空手の世界で保護者が陥る 罠 」です
そうなると、主催側も保護者の皆さんもともに不幸せですね。
そしてやはり、一番悪影響をうけるのは、お子さんです
子供たちが公正に、健全に練習、協議ができる場を設けるのが、大人としての大切な務めであるといえましょう

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